当社は2019311日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していたSOUTHERN PACIFIC HOLDING CORPORATION様向け、38,000㎥型LAGLPG運搬船「HOURAI MARU」を引渡しいたしました。

特長

1

最適船型並びに省エネ船尾付加物を採用し、推進性能を向上させ燃料消費量の低減を図っている。

2

低温式多目的LPG運搬船として世界初となるIMO タイプB 独立方形貨物タンクを採用し、安全性並びにメンテナンス性を高めている。

3

改良された再液化装置を装備し、液相で5mol%のエタンを含むプロパンの積載を可能としている。

4

国内外での荷役を考慮したマニフォールド配列、デッキタンク、カーゴヒーター、ブースターポンプを装備し、荷役の柔軟性を高めている。

5

バラスト水管理条約の発効に伴い、IMO承認に基づくバラスト水処理装置を搭載しており、バラスト水を制御することで海洋環境の保護に努めている。

6

就航後、SOxスクラバーを容易に搭載できるよう、船級符号"EGCSR-G"を取得している。

主要諸元

船名

HOURAI MARU

全長

182.97m

幅(型)

29.60m

夏期満載喫水(型)

10.40m

総トン数

25,458総トン

載貨重量

28,894重量トン

主機関

MAN B&W 6G50ME-B9.5 1基

定員

25名

船級

日本海事協会(NK)

船籍

マーシャル諸島