当社は2016年7月1日、伊万里事業所(佐賀県)で建造していたLAUREL WORLD MARITIME S.A.様向け、11万5千トン型油送船「IONIC ANASSA」を引渡しいたしました。 本船は、CSR 規則を適用した11 万5 千トン型油送船シリーズ第4船目となります。
1 |
従来型アフラマックスタンカーより船幅を2m 拡げ、浅喫水で載貨重量約11 万5 千トンを確保している。 |
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2 |
貨物油タンクとバラストタンクの新塗装性能基準(IMO PSPC-COT規則、PSPC-WBT規則)を適用し、貨物油タンクならびにバラストタンクの腐食防止に努めることにより、船舶の安全性を高めている。 |
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3 |
当社独自開発の『Namura flow Control Fin (NCF)』および『舵付きフィン(Rudder Fin)』を装備し、更には低摩擦型船底防汚塗料を採用し推進性能の向上を図ると共に、電子制御式主機関を採用し燃料消費量の低減を図っている。 |
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4 |
主機関および発電機関は海洋汚染防止条約(MARPOL 条約) によるNOx 排出規制(Tier 2) に適合した機種を採用している。 |
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5 |
大容量の貨物油ポンプを3 台装備し、3 種の異種貨油積みが可能であると共に、自動浚油装置を装備しており、効率良く短時間での貨物油の荷揚げを行うことが可能である。 |
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6 |
貨物油槽の液面計はレーダー式を採用し、タンク内液位の計測精度を高めている。 |
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7 |
バラスト水管理条約発効に先立ち、バラスト水処理装置を搭載しており、バラスト水の水質を制御することで海洋環境の保護に努めている。 |
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船名 |
IONIC ANASSA |
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全長 |
249.97m |
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幅(型) |
44.00m |
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夏期満載喫水(型) |
14.80m |
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総トン数 |
63,502総トン |
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載貨重量 |
114,718重量トン |
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主機関 |
MAN B&W 6G60ME-C9.2 1基 |
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定員 |
30 + 6 (Workers)名 |
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船級 |
アメリカ船級協会(ABS) |
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船籍 |
マーシャル諸島 |
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