「相談しやすく、働きやすい環境。プライベートでも仲良くしています。」

 営業部は新造船の受注営業をする部門で、営業一課はそのうち主に海外のお客様と取引を行っています。部員は約10名で、船の契約を取るため、チームで活動しています。上司に相談しやすく、働きやすい環境だと思います。年に2回のゴルフコンペがあり、プライベートでも仲良くしています。

 学生生活での経験で一番活きているなと思っているのは、東京の佐賀県人会の寮で寮長をしていた経験です。月に1回会議を行い、新しいルールを作ったり、変えたり、それらを取りまとめていました。そういった経験が、今でも営業として、お客様と設計の間を取り持ち、フィードバックするのに活きていると思います。普段は、お客様を訪問し、見積もりを作成したり、契約書を作成したりします。訪問先は主に国内船主や、商社を通して紹介していただいた海外のお客様などです。年に数回は海外に出張する他、年1~2回は長期遠征に出て、ヨーロッパ地域のお客様に一通り挨拶するといったことをしています。一番印象に残っているのは香港。街全体にエネルギッシュさを感じました。

「一生懸命やっていれば、認めてくれる」

 初めて担当したのは、名村造船所グループの函館どつくの船の引渡しまでの仕事です。国内のお客様だったのですが、先方の担当者も新入社員で初めてでしたので、お互いに試行錯誤しながら進めていきました。命名引渡式の際、実際に函館に行って船が出航して行くのを見たときは、非常に感動しました。いろいろな人が船づくりに係わっているのだと実感しました。

 入社してから、粘り強くなったと思いますし、動じなくなったと思います。国や文化が違うとなかなか日本人同士のようにはいきませんが、自分が一生懸命やっていれば、認めてくれるものです。仕事を通して、その人がどういう人か、どういう考えを持っているか、考えられるようになりました。1年目ですと、海外のお客様になかなか電話をかけきれませんでした。それは語学力とは別の問題で、やはり抵抗感が強かったのだと思います。今では、急ぎの案件などは、お客様に電話をかけ、根気強く訴えられるようになりました。会社の中でも、同じお願いをするにしても、少しでも自分の考え方を理解してもらえるよう、話し方を考えるようになりました。

 最もやりがいを感じたのは、ギリシャのお客様を担当したとき。契約書を日本で調印することになっており、日付も決まっていたのですが、私が先方に連絡してもなかなか返事が返って来ず、やっと連絡がきたのが調印10日前でした。非常にシビアな日程でしたが、そこから社内の関係部署と連携し、お客様にも協力していただき、何とか間に合わせることができました。その10日間は、ギリシャとの時差を埋めるため、毎日夜中まで残って仕事をしていました。お客様が日本に来られた際、私に対して「時間がないのによく頑張ってくれたね」と仰って頂いたときはとても嬉しかったです。